立体視メガネの作り方

3D-STEREOGRAM

立体視が出来ない方々に贈る。 立体視メガネ(3Dステレオビュアー)の作り方を紹介いたします。

何をやるにしても、興味がある人とない人では熱量の違いが目に見えて分かります。3Dステレオグラムの立体視のやり方についても、ものすごく興味を示す人と、そうでもない人がいます。
でも立体視がすぐに出来るようになる!なかなか出来ない!は、その興味の度合いに関係ありません。ものすごく興味を示したけど、なかなか出来ずやっとのこと出来た。あまり興味は示さなかったけど、説明したらすぐ出来てしまったなど、両極端に意外な結果になることがあります。どちらにしても、立体視ができた時には、見たことない世界に感動して間違いなく大騒ぎになります。

「3Dステレオグラムがまだ見えない。どうしたら見えるようになるのでしょうか?」そんな方々に、立体視がどんなふうに見えるのかが分かってもらえる立体視メガネの作り方を紹介します。

作っていただいたメガネをのぞくだけで3Dステレオグラムが見えてきます。
3Dステレオグラムがどういったものなのか、どんな風に見えるのかをぜひ体験をしてみてください。

<用意する物> レンズ(度数+3.5の老眼鏡) 1,5〜2ミリ厚のボール紙(A3サイズ) セロハンテープ カッターナイフ

<作り方>

老眼鏡は100円ショップで購入し、フレームを外しレンズだけにしておきます。
ボール紙は下図のように、メガネ土台、右脚、左脚の3つの部品を寸法通りにカッターで切り出します。メガネ土台はレンズの入る部分と、鼻に当たる部分を切り抜き、老眼鏡から外したレンズを裏側にセロハンテープで留めます。

ここまで来たらあとは組み立てるだけです。

図面を参考にA側、B側をそれぞれ合わせ、C同士が合うように折り曲げ線を曲げ、セロハンテープで巻き込むように留めれば出来上がりです。(作り方図面の組立て展開図と完成見取り図を参照)

立体視メガネの作り方図面(オリジナル)

<見方について>

レンズに直接目を近づけて覗くのではなく、20センチぐらい離れたところから、だんだん覗き込むようにすると立体視がしやすくなります。

最後に一言

何も道具を使わずに立体視をすることを「裸眼立体視」などといいますが、この裸眼でやる方法が意外と難しいようです。どう説明しても出来ない!分からないという方がいて、立体視とはどういったものかを伝えることが出来ません。そこで今回は裸眼立体視が出来なくても立体視が簡単に出来てしまう立体視メガネの作り方を紹介しました。立体視画像が浮き上がるイメージが分かれば、裸眼でのやりかたも、思ったより簡単に出来てしまう可能性もありますね。

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